お気に入りごはんを探す旅

口コミや評価ばかりに囚われず、自分の感覚に合うお気に入りごはんの備忘録。孤独のグルメの様に自由で気ままに。

【那覇】びいどろ

この日は昼過ぎに那覇に到着して、ライカムにあるオリオンビアホールで生ビールを飲むためだけに空港から直接バスに乗って向かった。春先にオリオンビールのいちばん桜の生を飲んで美味しかったがその時は一杯だけしか飲めなかったので色々飲んでやろうと意気込んでいた。

ところが、、、なんと建物改修のため10月で閉店。。空港から渋滞に嵌り遥々2時間もかけてきたのに。ついてない時もありますね。途方に暮れて適当にタコライスを掻き込んでオリオンビールが出してるクラフトビール琉球セゾンの缶を飲みながら再びバスで街中へ帰ります。

飲み足りないので宿から近くにある美栄橋付近を散策してびいどろというお店にたどり着いた。お客さんの声が外まで聞こえてきたが、中が見えない扉で入るのに戸惑ったがせっかく来たのでエイっと入る。

中はカウンターが4席程度で、テーブルも3つくらいで店主が一人だけの小さなお店でした。

ビールは飲んでいたので、せっかくの沖縄なので泡盛を頂く

空港からようやく落ち着けた気がする。泡盛をロックで頼むと県外の人とやはり聞かれる。それを切っ掛けに店主と話す事ができた。

このお店は10年程度やっていて、普段は奥さんと2人だがこの日は1人とのこと。他にも話したがちょっと忘れてしまった。沖縄の人は結構人が好きで1人でいても色々話してくれて暖かい印象がある。

この日は冬至であり、沖縄ではじゅーしーを食べる文化があるとの事でサービスで出して頂いた。

お腹はそこそこ一杯だったので軽くつまみを選ぶ。セーイカの自家製ラー油たれユッケが非常に気になったがこの日は完売。セーイカって食感が面白くて美味しいんだよなぁ。次来た時は食べたい。

お次に気になったのがソーキの燻製。ソーキ自体も好きだし燻製物も好き。それが合わさったら美味しくない訳がない。

燻した薫りが口の中に広がり肉がほろほろとほぐれる。時折軟骨のプルプルの食感も合って泡盛が進みます。

しばらく飲んでると忘年会を渡り歩いている常連さんがやってきてカウンターで並ぶ。この方も気さくで話しかけてくれる。金武町出身らしくそこの泡盛を紹介してもらって二杯目を頂く。結構強い感じだったが少し水を入れると柔らかくなりこれもまた美味しい。強い度数のお酒は水を注ぐと印象が変わる。その人は次のお店もあるらしく一杯飲んですぐ行ってしまった。

自分も程よい感じに酔っ払ったので、最後に濃いさんぴん茶アイスを食べて帰り支度。本当に濃くて酔った後には美味しかった。ご馳走様でした。

1人で訪れてもゆんたくできて良い時間を過ごせた。

びいどろ